雨の日に店先に置く陶器の傘立てを探していたところ、夷川通りによさそうなものが並ぶ陶器店を発見。
どれがいいかと悩んでいると、店番のおばあちゃま曰く、「いくつか持って行って、置いてしっくりいくものに決めたらええ」
私たちのことを微塵も疑う様子はありません。
お言葉に甘えて、第一候補の角型のものと、第二候補の丸型のものをお借りし、店先に置いてみました。
しっくりいったのは、以外にも第二候補の丸型のもの。
もちろん、陶器店に戻って、ちゃんとお勘定しました。
おばあちゃま、私たちが改めて傘立てを車に積み出発するまで、にこにこ顔で見送ってくれました。
開店準備の忙しさから、イライラしがちなこのごろ、丸い傘立てを見ていると、おばあちゃまが笑顔で「まぁるく、まぁるく」と言っているような気がします。
雨の日のご来店は大変でしょうが、ちょっと、この傘立てに目をやってみて下さい。