とある方から、滋賀県坂本の律院という寺院に立派な阿じゃり様がいらして、毎日、全国から集まる護摩木の法要を行われていると聞きました。 誰でも飛び込み参加でき、あとにはお食事の接待もあるとか。なにしろ心が清々しくなるのよ、とのこと。
以来、しんどいなぁという時、一人でふらりと訪ねるようになりました。こんな気まぐれ信者ですが、阿じゃり様は誰でも分け隔てなく、気さくに応対して下さいます。
開店準備に心身ともに疲れもピークに。今日はついにギブアップ、フリータイムをもらい、律院へ行ってきました。
あいにく阿じゃり様は不在、護摩法要は4時からとのこと。仕方なく家族4人分の護摩木を託して帰ろうとしていると、若いお坊様が「今からお勤めをしますので、ご一緒にいかがですか?」と…。律院の古くからの信者さんと二人でご一緒させていただきました。
「精一杯やっても、どうにもならないことは、『お任せする』と、気が楽になりますよ」と、読経のあと、話してくださいました。
開店準備、精一杯やっているつもりですが、これで大丈夫とはとてもいえません。私は今まで携わっていなかったもので、本当ににわか勉強、プレッシャーに押しつぶされそうな気分になることも…。
今日のお坊様のお言葉、胸に沁みました。
行き届かないところがあることと思いますが、どうかお許しをいただくとして、なんとか元気で開店日を迎えたいと思います。