心に小旗を携えて

ロンドンオリンピック、ずいぶん盛り上がっているようです。

選手の活躍と共に、観客席から声援を送るご家族の姿がまた感動を呼ぶんでしょうね。

 

スポーツ選手の親ならではの気苦労も多いでしょうが、成人を過ぎた我が子になりふり構わず声援を送れるというのは、やはり幸せなことだなぁと思います。

 

スポーツ選手の親でない私が、我が子になりふり構わぬ声援を送ったのは、確か小学校の運動会が最後だったのではないでしょうか。中学ともなるともう思春期の入り口、疎まれそうで自粛していたように思います。

 

声に出さずとも、我が子への力のこもった応援は、ときに逆効果になることもあるようです。いっそ応援なんかしない方がいいのでは、なんて思ったことも。

 

「しののめ寺町」は家族四人でやっています。

 

農業なら三ちゃん農業。

とうちゃん、かあちゃん、にいちゃん、でしたっけ???

小学校の社会で習いましたね。

 

漁業なら親子船、兄弟船。

なんだか演歌の世界みたいです。

かあちゃんとしては大漁旗でも振って声援を送りたいところですが、この至近距離。バッサバッサとうるさくて仕方ないことでしょう。やっぱり自粛するのが賢明です。

 

お子様ランチ並みの小旗を心に携え、目立たぬように時々振ってみる、なんてくらいが、ちょうどいいのかもしれません。