クリスマスだから考える
どうして どうして どうして
苦しんでいる人のこと
悲しんでいる人のこと
うちの子供たちは、幼い頃、近くの教会の付属幼稚園に通っていました。これはクリスマスに園児たちが歌っていた歌です。保護者も参加しての礼拝で、初めて聞いたときの心震える感覚は今でも忘れられません。
ずいぶん昔のこと、記憶違いをしているかもしれませんが、私の心にはこの歌詞が刻みつけられています。有名なクリスマスソングはたくさんありますが、私が一番に浮かべるのはこの歌です。
クリスマスといえばイルミネーション、きらびやかな光は心浮き立つものです。けれど私は、光がきらびやかであればあるほど心落ち着かない。何故だか切なくなってしまうのです。自分がスポットライトを浴びる場所に縁がなかったせいでしょうか。根っからの貧乏性なのでしょうか。光の向こうの闇が気になります。
光のただ中にいると、どこまでも光が広がっているように思います。闇のただ中にいるとどこまでも闇に閉ざされているように思います。けれど光と闇は隣り合わせ。なのに、なかなか、そのことに気づけない。どちら側にいても…。
世の中が幸せに満ちて見えるクリスマス。せめて、この日一日くらいは、きらびやかな光が誰の上にもあまねく照らされたらどんなにいいでしょう。
光の中にあっても、すぐそばに闇がたたずむこと、
闇の中にあっても、すぐそばに光が差していること、
そのことに気づきながら暮らしたいと思っています。
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All Happy (火曜日, 25 12月 2012 07:07)
光と闇は隣り合わせ。
その通りですね。でも、光さんも闇さんもいいお付き合いをしていきましょう。だってご近所づきあいですやん。私もそうします。改めて考えさせられました。ありがとうございます。
にわか女将 (火曜日, 25 12月 2012 21:07)
All Happy様 ありがとうございます。ホント、いいお付き合いをしていきたいものです。
このブログにも、またお付き合いくださいませ!