一恵ちゃん 2

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富士屋ホテルの紅葉

富士屋ホテル
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一恵ちゃん

かずえちゃん
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さよちゃん

かわいい絵本が届きました。作者はさよちゃん。私が学校を卒業後、勤めていた保険会社の同期だった女性です。

 

ずいぶん昔のことですが、当時、京都支店に同期入社の女子社員は20人ほど。そのなかでも、さよちゃんは、とびきりに溌剌とした可愛い女の子でした。そんなイメージとは裏腹に、入社後まもなく発病、退社を余儀なくされました。以来、病とは縁の切れない生活だったようです。

 

だったよう…というのも、いつの間にか、さよちゃんとは疎遠になってしまい、同期の誰も、さよちゃんの近況はわからないという状況になっていました。 子育ても一段落したこのごろ、同期会が復活。さよちゃんも最近になって結婚されたとのこと、同期会にも参加すると返事があった矢先、突然、亡くなってしまいました。絵本のあとがきを書いた数日後、絵本の完成目前のことです。

 

会社のパーティーで、スタンドマイクでキャンディーズを披露したさよちゃん。入社後初めての夏、同期で出かけた白浜の保養所で、はち切れんばかりのビキニ姿を披露したさよちゃん。食べることが大好きで、なんでも「おいしい、おいしい」と言って食べていたさよちゃん。思い出されるのは二十歳の頃のさよちゃんばかり。まさに絵本の表紙に描かれた、主人公ジュリアンそのままです。

 

自分が結婚、出産としていくなかで、さよちゃんと連絡を取るのは、はばかられるような気がしていました。けれど、今思うと、それは言い訳に過ぎず、水臭いだけでした。状況はそれぞれに違っていても、付き合っていくことは出来たはずです。年相応に老けたさよちゃんにも会いたかったと悔やまれます。

 

絵本のあとがきには、家族やまわりへの感謝の言葉が述べられ、その横には青々とした双葉の挿絵が描かれています。病という理不尽な運命の中にあっても、さよちゃんは、みずみずしい心を持ち続けたんだなぁと想像します。

 

   夢を持ち続けていたら

      きっといつか叶うから

 

あとがきの最後、こう締めくくられています。

さよちゃん、ありがとう。そして、ごめんなさい。

 

 

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起業家セミナーメンバー 手作り結婚式

先日、友人の結婚式に出席しました。会場はホテルでも洒落たレストランでもなく、先斗町の小さな居酒屋さん。4月2日のブログ「サクラサク」でも触れた起業家セミナーの仲間のお店です。

 

新郎もセミナーのメンバー。私よりかなり年下ながら、豊富な知識と包容力で、みんなの兄貴的存在。私も今回の起業に当たって、ずいぶん相談に乗っていただきました。その人柄の賜物、セミナーメンバーが大勢集まりました。

 

この手作り結婚式、さすがセミナー卒業生の発案。企画、アイデア、プレゼンテーション、顧客サービスにコストパフォーマンスと、セミナーで学んだことの全てが網羅されたハイレベルな出来でした。

写真は居酒屋「ほそ池さん」特製のおでん結婚式バージョン。てっぺんにのせた大根には「HAPPY WEDDING」とからしで書かれています。ケーキ入刀ならぬおでん入刀でした。

 

それぞれに山あり谷ありの人生の中、「添い遂げる」決意をされたお二人。涙、涙の新婦に、女子メンバーももらい泣き。人の幸せに涙できるって、なんて幸せなことでしょう。

 

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起業家セミナー女子会

4月2日のブログ「サクラサク」でも書きましたが、昨年秋、京都府が主催する「起業家セミナー」を受講しました。そのときのメンバーとはその後も進化、発展を遂げながら交流が続いています。

 

メンバーのうち女性は3分の1くらいでしょうか。20代から60代まで年代もジャンルも様々ですが、共通項は「前向き」なこと。

その女子メンバーで、嵯峨野にあるスーパー銭湯「天山の湯」に行ってきました。初の女子会です。開店間もない私の慰労会ということで、うちの定休日に合わせての主催、平日にも拘らず4人が集まってくれました。温泉につかって、食べて、飲んで、喋って喋って…。

 

母親失格、妻失格の私は主婦トークが苦手なのですが、このメンバーの話は仕事もプライベートもとにかくユニーク。久々に、本当に久々に笑い転げました。こんなに笑ったのは何ヶ月ぶりでしょう。

夜更かししたにも拘らず、翌朝目覚めると、いつもはぱんぱんにはっている背中一面のこわばりが和らいでいて驚きました。温泉と笑いの効能は絶大です。

 

この企画がなかったら、せっかくの休みも店のことと家の用事に費やしていたはず。日常から引っ張り出してくれたメンバーに感謝です。

起業家女子たち、ありがとう!

 

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フェイスブック デビュー

「フェイスブック、やってる?」

最近、よく聞かれます。

先延ばしにしていましたが、ついに登録しました。

 

状況のつかめないまま手順を進むと、いつのまにやら回りの扉という扉が開いていたという感じでしょうか。その向こうで多くの人が笑顔で待っていてくれる。一歩踏み出せば友達になれるし、待っていても友達が訪ねてきてくれる。不思議な世界です。

 

この感覚、実は開店以来抱いていた感覚と似ています。

何年来、会っていない知人が訪ねてきてくださる。

紹介されたといって、知人の家族や友人の方が来てくださる。

偶然来てくださったお客様が、遠い親戚に当たることが判明したことも。

開店によって、なにか扉が開け放たれたような。

友達の友達は皆友達、世界は一家、人類皆兄弟、みたいな。

 

人づきあいは難しいなと思うこともありますが、やっぱりおもしろい。

 

「フェイスブック、やってる?」

これからは、私の方が聞いているかもしれません。 

 

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涙のご対面

開店以来、連日、知人がだれかれと訪ねてくださっています。なかには何十年ぶりという方もあり、うれしいサプライズが続いています。

先日は、独身時代に勤務していた会社の同期が来てくれました。

玄関を入ってきたときから涙目で、花粉症かと思いきや、

「ブログを読んでいたら、らしいなって、うるうるきて…」と彼女。

私も緊張の糸がゆるみ、うるうる。

レジ下のティッシュを二枚抜き取り、二人で分け合いました。

その彼女、若くして大きな織物会社の跡取りさんと結婚。ご主人のご両親、従業員さんと、職住一緒の生活。仕事のサポートから介護まで、見事にこなしてきました。一度として愚痴めいたことを聞いたことがなく、いつ会っても笑顔をたたえていて、改めて頭が下がります。

正直なのが私の長所であり、短所でもありますが、大変なのを「大変や、大変や」と言うのも能がないなと、反省しきり。

開店までの大変だった(まだ言ってる)日々も、そろそろ思い出箱にしまって、これからは地に足着いた生活をしていきたいと思います。

今まで嘆き節を聞いてくださった皆様、ありがとうございました。

遠方より、友来る

狭い店内ながら、壁やコーナーには、なにかアートを展示したいと考えていました。

思いついたのは、アマチュアながら入賞経験豊富な和歌山在住の友人。快く承諾してくれ、今日、高速を飛ばして、大きな額入りの写真を3点、届けてくれました。それは素敵な写真です。

まだ雑然とした店内、とりあえずピクチャーレールに吊った状態なので、お見せできませんが、彼女の作品を一点をご覧下さい。